「一年間服を買わないチャレンジ」というのがあるらしい
「一年間洋服を買わないチャレンジ」というのがあるようなので少し読んでみました。
CREA.WEBというサイトで無料で読めますよ。CREAって女性誌ですよね確か。僕には縁遠い本ですし、このチャレンジの挑戦者は女性ですが参考になることが幾つかありました。
クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない! そんな私が、1年間洋服を買わないチャレンジをしてわかったこと
- 作者: 松尾たいこ
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2017/11/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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まず、「洋服箪笥の中には服がいっぱいあるのに、着る服がないと感じる人がいる」ということ。これは実は僕もよくわかります。 一つ一つのアイテムは魅力的だと思って買ったのにあわせてみると気に入らなかったり、何度も着て単純に飽きたり、自分の志向が変化したり。気づくと、自分のそのシーズンの基本となる服装がないことに突然気づいたりするのです。なので持っているアイテムは捨てるほどあるのに、気分が落ち着かないという事態が発生してしまいます。
ということは、幾ら服があっても自分が着る組み合わせは限られるということです。コレクターならまだしも、普通の人はそんなに服を持っていてもしょうがない。そういう点からもこのチャレンジの意義があります。
著者であるイラストレーターの松尾たい子さんは、服が好きで仕事のストレス発散とばかりにネットで服を注文したり、打ち合わせまで少しでも時間があればふらっとお店に入って服を買っていたそうです。そのため、クローゼットがパンパンになり、その度に処分していましたがいつまでたっても増えたり減ったりの繰り返し。ある日、「洋服を買わないチャレンジ」というのをしって、もともと物の断捨離が好きだった松尾さんは、唯一うまく断捨離できない服のために挑戦を始めました。
一年間、服を買わないといっても絶対に買わない、というわけではなく、人前に出る必要がある場合は衣装として購入OK、や小物はOKなど例外を作ることが大切だそうです。ストレスが溜まって途中でチャレンジを断念するよりはマシという考えですね。
そうして「洋服ダイエット」を続けて行くうちに、だんだんと物欲が薄れてくるそうです。すると今まで買ってあまり使っていなかった洋服の新しい価値を見いだしたり、苦手だった服の手入れをする時間が増えたり、という変化が訪れたとのこと。
お金も時間も節約できることで新たな考えが生まれるわけですね。
この連載は楽しく読ませていただきました。僕は金銭的な意味で(笑)洋服ダイエットをしているようなものですが、昔のようにめちゃくちゃ買いまくる日々よりはシンプルにハイブランドを楽しめています。まあ、もう少し毎月アイテムを買い足せるお金があればいいんですが・・・・・・。