ぶっちゃけジャケパンてどうよ?
五月も下旬に入り、すっかり暖かくなっております。この土日はジャケパンスタイルで町に出ました。僕が愛用しているジャケットはデニム素材なので通常のコットンジャケットより暑く感じます。歩き回ればなおさらです。暑がりかつ寒がりの僕はそろそろジャケットを仕舞わないといけない時期に着たのか!?と少し淋しく感じています。
で、町中をさまよいながら僕と同じようなジャケパンスタイルの人はどれくらいいるのか密かに観察していました。
一応、僕の住む都市は日本の人口トップ5に入る大きな都市なので町中にいけばたくさんの人を見かけることになります。土日ということもあり、平日はスーツで過ごしていても週末はジャケパンスタイルです、という方も少なくないだろうと思って見ていましたが、意外というかなんというか少ない。
例えば学生さん風の人が黒いジャケットにボーダーのTシャツ、チノパンという感じで電車に乗っていることは多いのですが、偏狭な僕のいうジャケパンスタイルとは「ジャケット+Yシャツ+パンツ」という格好です。
割とキッチリめなジャケパンスタイルになると思いますが、そういう方は50人に1人くらいです。みなさんもっとラフな服装に身を包んでいます。
春先、秋なんてのはジャケパンにピッタリな時期なのでもっと多くてもいいですよね。しかし実際に町を見てみると実践している人は少ない。雑誌にはきらびやかな服装をしている人たちはいるけど実際の町にはそうそういない。
そりゃ、パーカーにジーンズより動きづらいですし、汚れにも気をつけないといけません。着るのも大変。脱ぐのも大変です。
スーツよりもコーディネイトに気をつけなければなりません。
その代わりにピッタリと決まった時の格好良さは抜群だと思いますね。
東京とかもっと大きな都市ならジャケパン愛好者も多いかなと妄想しますが、前述した通りわが町も日本有数の大都市ですし、東京に住んでいる時もピッティ・ウォモ (PITTI UOMO) みたいな格好した人はいませんでした。いわば幻想の住人。聞くところによるとイタリア人もみんながみんなジャケパンを着ているわけではないようです。イタリア人だからといってみんながチョイ悪オヤジではないのです。
が、だとしてもですよ。
僕はそれでもジャケパンスタイルを続けていきたいと思います。
いい年だし。
暑くなったり寒くなったりしたらあっさりとそれなりの服装に代えますし、カラーパンツとかはなかなか履けませんが。
僕は立派な大人になれなかったからこそ、幻想の「大人感」にあこがれているのかもしれませんね。
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