ジャケット30着への道
数年前、札幌で友人たちとパフェを食べている時、僕はそのあまりのおいしさに別の言葉を口からはなってしまった。
「ジャケットを30着買う」と。
当然友人たちは??となっていました。
その頃、東京から引上げた僕は収入を失い、貧乏の中の貧乏、キング貧乏(ボンビー)だったのでそのあまりの極貧ぶりに頭がおかしくなったのでした。
服好きなのに生きるために服を売り払わなければいけないという境遇が僕を追い詰めたんですね。その反動で、クローゼットにパンパンに詰まった色鮮やかなジャケットを夢想しそれが口からこぼれてしまったのでした。
その妙な自分自身の呟きは、パフェの味よりもずっと鮮明に残りましたね。
まあその時からほとんど働いていないので相変わらずお金はないのですが、何とか服を買う資金を捻出し、ジャケット30着確保に向けて水面下で動き出しました。
ここでいうジャケットとはアウターに使うような物ではなく、ジャケパンスタイルに仕様するテーラードジャケットです。
もちろんアウターも30着くらい欲しいですね(笑)。
そもそもなぜ30着という言葉が出てきたのか、自分で振り返ってみると、素材(ウールやコットン、麻など)やカラー(黒、ネイビー、ベージュなど)の違いを含めて様々なタイプを手に入れたいという欲望に素直に従ったんですね。
10着じゃ少なすぎるし、20着も微妙に物足りない。
30着あればさすがに数年は大丈夫でしょう(笑)。
というわけでこのブログでは僕が30着のジャケットを集める過程もお届けします!!
今のところは・・・・・・4着(少なっ!!)。
これから春に向けて何着かは追加で買う予定です。
今月中には10着くらいに増えればいいな(急に買いすぎ)。